2019年5月20日月曜日

【施設内研修】『トランスファー~安全な移乗を考えてみよう!~』

3月の研修会は事故防止対策委員会による
トランスファー -安全な移乗を考えてみよう!-』
について行いました。

今回の研修会では最初にトランスについての講義を受け、
そのあとグループに分かれて実際にトランスを行い、
グループで話合いました。

トランスファーとは「トランス」(略語)とも言い、
日常生活ではベッドから車いすへ、車いすからトイレへ・・・など
乗り移りする時の動作のことを言います。
トランスのポイントとして利用者様はもちろん介助者の負担を軽減し、
無理なく安全に移乗・移動介助を行うためにボディメカニクスを
活用することが大切。

また、利用者様の残存機能(体に残されている機能のことを活用することが重要で、
日常生活を送る上での機能をある程度保っていくことが可能になるということです。

実技ではトランスの際、

声かけなど、利用者様とコミュニケーションを取ることが大切で、
「何をやるのか」「何をどうするのか」などを伝えないと、
利用者様に恐怖心や不信感を与えてしまう。
 
また、耳の遠い方にはジェスチャーやボディーランゲージで伝えることも必要だと
ということなどをグループで話し合いました。

そして、
ベッドと車いすの位置や角度、利用者様の手・足の位置、
利用者様の重心移動、介助者の膝の位置など
基本的な手順やテクニックを覚えておかなければ、
事故につながる恐れもあります。
 
の人その人に合った方法で、
介助者と利用者様がお互いに安心して移乗ができるような介助を行っていきましょう。