2018年12月12日水曜日

テーマは「災害と備え」

少し前になりますが、
若葉台団地内にある「地域交流拠点 ひまわり」さんにて、
当施設の看護副師長による講演会を行いました。
 
 
 
今回の講演のテーマは
『災害と備え』
 
 

当施設の近隣にある若葉台団地の住民の皆さまの災害時避難場所や
災害に備えての安全対策や備品の準備等についてお話させていただきましたので、
その一部をご紹介したいと思います。
 
 

★安全対策(一部)

 ●家具 ・・・ 転倒したりしないように、ストッパーやポール式器具などで壁に固定する。

 ●食器棚やガラス ・・・ 転倒防止のため、L字型金具などで壁に固定し、
                開き戸には留め具を付ける。ガラスには飛散防止フィルムを貼る。

 ●窓ガラス ・・・ 強化ガラスに替えたり、飛散防止フィルムを貼る。
            割れたガラスが飛散しても安全に歩けるように、スリッパがあるとよい。


★災害に備えた備蓄品(一部)

  ごはん・パン・缶詰・ビスケット・チョコレートといった食品をはじめ、
  飲料水・懐中電灯・電池・携帯ラジオ・貴重品などなど。

  そして薬や義歯、メガネ、補聴器といった日常生活用具も忘れないようにとのことでした。


食糧・飲料・生活必需品などは人数分×3日分の備蓄が望ましいとされています。

非常時に持ち出すべきものをあらかじめリュックサックに詰めておき、
いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。

また、いざという時のために日頃から安否確認の方法や
集合場所などを家族で話し合っておきましょう。

最後に副師長が用意してきた「非常炊出し袋」を使って炊いたご飯を
みなさんに試食して頂きました。
 
 
 
研いだお米と水を袋に詰め、
約20分沸騰させるだけでご飯が炊き上がります。
 
炊飯道具や茶碗などの道具がいらず、
貴重な水を大量に使用できない災害場所や避難場所で
非常に有効な炊き出し法だということでした。
 
 
 
実際に食べてみたところ、少し硬かったですが、
水とお米の量を調節すればお好みに炊けるようです。
 

といった内容に、ご参加いただいたみなさんもとても関心を持たれていたようでした。
 
 


いつ起こるかわからない災害ですが、
【備えあれば憂いなし】
しっかりと防災対策を行いましょう。


ご参加いただきました地域の皆さま、ありがとうございました。